初めましての方は初めまして。かげものです。公式大会チャンピオンリーグお疲れ様でした!
そこそこの構築でそこそこの結果は出せて嬉しいので記録として残します!
【構築概要】
ステロムドー+自過剰ギャラが中心の対面構築かと思います!
【構築経緯】
①Twitterの情報にすがろうとしていた所「自過剰ギャラが止まらなさそう」という考察を目にし、環境上位へのステロの刺さりも良いため「ステロ撒き+自過剰ギャラ」で考える事にした。(別でスカーフポケモン×サイクルも考えたが結局まとまらず、プレイングに自信も無いため断念した。)
②初手に投げれるステロ要員を考える。最初はプテラやアマルルガ、ボスゴドラなど試していたが、ステロ撒きミラーでテンポを取られるケースが嫌に感じたので、相手のステロ撒き(プテラ、エアームド、バンギ、ボスゴドラ、ガブ等)に弱くない&タスキを持たせずに済むエアームドを採用した。(ガブリアスは使用率トップのドラパルトのケアがきつそうだったため採用に至らなかった)
③環境トップでありムドーが誘うエースバーンを止めつつ、噛み合い次第で起点にまで出来る枠として、HB厚底カイリューを採用。
④相手の自過剰エース(マンダ、ギャラ)に抗え、技の通りも良いhBCラプラスを採用。
⑤ギャラドスを確実に止めてくるメタグロスに強い枠としてエースバーンを採用。
⑥依然としてグロスの弱保orチョッキ両対応が難しく、またカイリューやミロカロス等の高耐久ポケモンも厳しそうに感じたので、それらを最低限ごまかせる枠として鬼たたドラパルトを採用した。
【個体解説】
ギャラドス@いのちのたま
特性:じしんかじょう
性格:ようき
調整:171(4)-177(252)-99-×-120-146(+252)
キッスを確実に抜き、+1でドラパが抜けるように最速
メタグロスには確実に止められ、常に出せる訳でもなかったが、無対策な構築を蹂躙できるのが強かったため最後まで共にした。
高耐久水(ラプラス、ミロカロス、トリトドン、カメックス等)への打点としてパワーウィップを採用。
HBカイリューで止まらないようエッジや氷の牙も欲しかったが、受けや害悪に対し後述のムドーの挑発と併せ竜舞に繋げる動きが強かったので、ウォール枠としても重宝する竜舞を採用した。
貯水枠×ガルドなどの鋼で上手く回されるとダイマを枯らされて面倒なので、一貫する打点として地震を採用できていればもう少し選出できたかもしれない。
エアームド@イバンのみ
特性:がんじょう
性格:ようき
調整:140-132(252)-161(4)-×-90-134(+252)
技:がんせきふうじ/ボディプレス/ステルスロック/ちょうはつ
主に初手に投げる起点作りです。ステロ撒きミラーにおいても大方不利をとらないのが偉く、選出率は高かったです。
あくまで顔としては鋼タイプなせいか、主に下位にて悠長な動きをしてくるエスバ、リザ、ガモス等にがんぷうで大きく削りを入れられるのも強かったです。
むろん羽休めやブレバも欲しかったですが、ボディプレスがラプラス、バンギ、ボスゴドラへの削りとして重宝したので変えれませんでした。
初手のエスバに対して動きが安定しなかったのは難点でした。(かえんボール読みでがんぷうを押したらカキュウで飛ばされ、カキュウ読みでカイリューやドラパに引いたらかえんボールを打たれる)
特性:マルチスケイル
性格:わんぱく
調整:198(252)-154-155(+204)-×-120-107(52)
エスバの+1珠ジェットを最高乱数引かない限りマルスケで回復が間に合う
S+2で最速ドラパルト抜き
技:ダブルウイング/じしん/りゅうのまい/はねやすめ
エレキボールだのの有無に関わらずエスバを止めれうるという点で唯一無二であり、弱い訳が無いと思って採用しました。
鋼への打点として地震、また自身がエースにもなれるよう竜舞を採用。
対ギルガルドや、構築単位で重い電気タイプにも抗える枠として頼りになりました。
特性:シェルアーマー
性格:れいせい
調整:215(76)-105-130(236)-143(+196)-115-72
陽気ギャラドスの+1珠ダイソウゲンをステロ込みで87.5%で耐え
ダイサンダーがH4ダイマギャラドスに対し73.5%~(ステロ、珠ダメと併せて確定)
ギャラドスやマンダが見えたら選出したい枠。
持ち物は粘土やチョッキと迷ったが、自身が殴る性能を活かしたかったので弱保で採用。
特性は強運キッス、スナイパーインテレオンを否定するべくシェルアーマーで採用。
氷技について最初は何となくフリドラ/零度で使っていたが、そもそも氷水電気の範囲で普通に殴るだけで強いため、零度に頼らないといけない場面はほぼ存在しないと感じた。センリツ威力130用なら冷ビの方がよっぽど素で打ちたい場面が多かったため、零度→冷ビに変更。
フリドラも冷ビに威力で劣り、ギャラドスには飛び跳ねてる最中に雷を当てたりも出来るので、ドラパキッスカイリューマンダサザン等にあると助かり、対面性能を引き上げられるつぶてに変更しました。
もちろん水への安定打点としてはフリドラは強いので、あくまでも選択枠であるというのが個人的な考えです。
性格は、下手にミラーで勝ったり負けたりするのは面倒なのでいっそ負けてる前提にし、つぶてのリーチを少しでも伸ばしたかったので冷静で採用しました。
チョッキグロスにはいいようにやられてしまいますが、殴り合いにおいて間違いなく強かったです。
エースバーン@ちからのハチマキ
特性:リベロ
性格:いじっぱり
調整:156(4)-184(+252)-95-×-95-171(252)
技:かえんボール/とびひざげり/とびはねる/ふいうち
重いメタグロスに圧をかける枠として採用。
持ち物について、ギャラに代わりダイマする枠として珠以外で何が強いか考えた結果、微量ではあるものの恒久的に火力を上げられるちからのハチマキを採用しました。
ダイドラグーンやギャラの威嚇によるAダウンを一回拒否できる白いハーブも候補でしたが、思いの外ちからのハチマキが悪くなかったため続投しました。
↓少しですがちからのハチマキ込みで変わるラインもありました。
・ふいうちが無振りドラパに103.0%~
・ダイジェットが無振りドラパに75%の乱数一発
・ステロ×-1ダイジェット×-1ダイアークで無振りDMドラパルトが確定
・カキュウがH4トゲキッスに87.5%の乱数一発
・かえんボールがH252ギルガルドに101.7%~
・かえんボールがH252メタグロスに87.5%の乱数一発(ステロ込みで確定)
メタグロスとダイマで撃ち合う際は弱保ケアでナックル→カキュウと動いてました。
ドラパルト@のろいのおふだ
特性:すりぬけ
性格:むじゃき
調整:163-141(4)-95-152(252)-85-213(+252)
技:ドラゴンアロー/たたりめ/でんじは/おにび
メタグロス、ミロカロス、その他トップメタに仕事ができるごまかし枠。
彼も持ち物に悩みましたが、たたりめの威力を上げる事で、火傷ダメ込みギリギリですがミロカロスへの見えない崩しと成りうる点に気づき、のろいのおふだで採用しました。
ある程度相手にダイマを切らせる圧力があるのと、ドラゴンアローを見せただけでは型の判別が出来ないのが強いと感じました。
【重いポケモン】
・鋼(グロスorガルド)×エスバ受け(カイリューor威嚇ギャラ)
グロスにはダイマ枠としてエスバをぶつけたいが、カイリュー等が同居していると崩せない→押し切られてしまう。
ドラパで運ゲに成功したりいい感じに荒らせない限り厳しかったと思われます。
普通にメジャーなこの並びに対する改善案が浮かばなかったのが今回早々に撤退した理由の一つです。
・電気タイプ(サンダース)
電気の一貫が切れておらず、欠伸やらボルチェンで確実に仕事を許すのが厳しいです。練習会で当たった時はほぼ負けてましたが、本番では当たらずに助かりました。
レアコイルはムドーのボディプレで削ったりも出来るのでまだ少しマシでした。
【スペシャルサンクス】
・連日練習会を開催してくださった有志の方々
・フレ戦&構築談義をしていただいたのりおさん
ここまで見ていただきありがとうございました!
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