【SVシングルS15】旧式お祈りサルカミクエス【最終575位/R2002】

アローラ( •̀ᴗ•́ )/

初2000を達成した構築を紹介します。

 

【構築概要】

1/23くらいからずっとこの6体で潜ってました。

 

【コンセプト】

①(色々考えられなかったので)選出、勝ち筋をほぼ一本化し、一戦一戦にかかる負担を減らす事で対戦数を稼ぐ

②(構築に欠陥があるので)ブエナカミの同速に勝つ事を祈りながらプレイする

③(構築に欠陥があるので)勝てる相手に確実に勝つ事を目指し、マッチングを祈りながら潜る

 

【構築経緯】

レギュFの構築を考えるにあたりレギュEの記事を眺めていた所、最速ブエナカミ×残飯ビルドランドの並びを見つけ、新ルールでも通用しそうに思えたのでこの2体を始点とした。

kancharopoke.hatenablog.com

②初手要員として襷キノガッサ、チョッキコノヨザルを入れていたが、ステロが無いとラス1カイリューや襷持ちにマジレスされるという当たり前すぎる事に気付いたので、コノヨを襷のステロ撒きに変更。

キノガッサも相手のパオジアンに有利と思えないのが嫌だったので、襷無しでも行動保証を持てるポケモンとしてHB炎オーガポンに変更。

ランドロスが投げづらい時に投げる特殊エースとして、最初はレイスポス等を試していたが、ある時当たってもしかして強い?と感じた瞑想アシパクエスパトラを採用。

④レギュF開始当初はジャローダを脅威に感じていたので、対策としてラムパオジアンを採用。電気テラスにして、ランドやクエス単体で崩せない相手に投げる役割とした。

レギュDeで460位を取った時の並びと5体被りになり、愛着とモチベが湧いた所で完成とした。

kagemonopoke.hatenablog.com

 

【個体詳細】

H:いのちがけダメージ最大

A:余り、11n

S:-1ツツミ抜き

初手要員①

ステロ撒きは色々いるが、型が無限にあるカイリュー(やその他もろもろ)の対処を考えるのが面倒だったので、いのちがけで無理やり持っていけるコノヨザルを使い続けた。

特性について、上振れが狙えるのはまけんきだが、仮に大事な試合で初手パオジアンに怯まされて負けたら精神が崩壊すると思ったので、精神の崩壊ケアで精神力で採用した。

テラスはほとんど切らないが、有事の際に水流連打に合わせるための水。

 

A:+1パワーウィップでH12B244ママンボウを確定1発

初手要員②、普通のHBオーガポン。調整は以下と同じ。

sukenbashipoke.hateblo.jp

選出率は低めだが、ステロを撒かなくても良さそうな時などにたまに投げていた。

出しづらさを無くすために技範囲を広げた形での採用。

構築としてアシレーヌが地味に嫌なので、睨みを利かせるための顔採用の一面もあった。

 

最速の中では魂さんの調整が適当に良さそうだったので拝借した。

mega-salamance.hatenablog.com

2番手に投げる事が多く、マジフレや甘えるで起点作成を行う。

S14ではランドが上から身代わりビルドをするために挑発の枠が電磁波だったが、次第にランドではなくクエスを投げる事が増え、痺れのためだけならTNを匿名にしない限り上振れる事は無さそうだったので、S15からは挑発に変更。挑発にする事でアンコールに少しでも抵抗できたり、更に選出しやすくなったので正解だったと思う。

構築として後発悪ラオスがきつめなので、処理ルートを増やすためのテラスタルフェアリー。

 

H:総合耐久意識でぶっぱ

A:11n、B4ラオス地震で確定2発

B:余り

S:-1オオニューラ抜き

エスを投げる事が増えていったのでたまに投げる程度だった。が、代わりが思いつかなかった事と、クエスの起点になり得る水ラオスを顔で呼ぶ役割もあると思ったので使い続けた。

一応、Sの下がったオオニューラを身代わりの起点に出来るように調整した。

 

HB:鉢巻カイリューの逆鱗を確定耐え(目安)

   無補正A4カイリューの+1電気テラバをほぼ2耐え(目安)

S:1加速で準速135族抜き

大体の試合でこのポケモンを通す事を目指す。

ランドとパオがスカーフ水ラオスを呼ぶ(と思っている)ので、水流で拘った所を起点に出来るテラスタル水。

こういったクエスパトラはおそらく残飯がテンプレだが、ランドに取られていたので混乱実で採用。回復量のおかげで先制技の圏内から抜けられる強さがあったりするので技選択の幅が広がり、使い勝手は良かった。

この2か月おそらく誰よりもクエスパトラのダメ計をしたと思う。

 

HB:特化カイリューのA+1ノマテラ神速を81.3%で耐え

A:11n、特化ヘイラッシャへの電気テラバのダメージがA特化時と変わらないライン

HD:特化ガチグマの真空波を56.4%で耐え(目安)

S:ミラーは投げたくない寄りだが最悪投げれるようにぶっぱ

スタンパにはほぼ投げないので選出率は低めだが、先述の通り選出誘導の役割もあったのでこのポケモンである意味はあったと思う。

S14では不意打ちがつぶてだったが、つぶてだと受け×ツツミの並びに投げられないと思ったのでS15からは不意打ちで運用した。

 

【選出概要】

・サルカミクエス

⇒対BIG6系統や、対雨パ晴れパなど、体感7割以上はこの選出。オオニューラがいた場合はクエスの枠がランドになったりする。

・対受けル

⇒並び次第だが、パオオーガポンクエスで投げ、物理受けにテラスを切らせる事でハピラキの悪テラスを無くし、クエスパトラで破壊出来たら理想。

 

【振り返り】

色々欠陥はあるものの、いのちがけやマジフレ甘える挑発、瞑想アシストパワーなど、環境の変化に左右されづらそうな汎用的な戦法で戦えたのは良かったと思います。たぶんマスボ上げ~レート18くらいまでは行きやすい構築。

1月にたくさん対戦して20に届かなかった事も、2月そのまま同じ並びで20到達した事によって、無駄ではなかったと言える事が嬉しいです。

剣盾の竜王ルールで初めて最終3桁を取った時くらいから、初めて2000に到達した今までを思い返しても、周りからの声かけにどれだけ救われてきたか。自分は本当に周りに恵まれていると感じます。

いつもありがとう。そしてまたこれからも、背中を追いかけさせてください。

【トリックマジック】脳筋噛み合いカミミミドラパ【最終48位/R1787】

アローラ( •̀ᴗ•́ )/

トリックマジックお疲れさまでした。使っていたパーティーを紹介します。

 

【構築概要】

チンパン両刀ドラパルトのワンマンチームとは言われてますね。

何と何がシナジーあって~、とか無いです。

基本選出だったりを考えられず、単体の性能だけを考えて詰め合わせたため、いざ見せ合いで選出を考える時に苦労しました。

ただ、唯一「耐久サフゴ、ラウドボーンで詰まない」はテーマに据えて考えました。

電磁波痺れを拒否できなかったり、割り切ったプレイングをしたりされたりはあったものの、このテーマだけでもストレスが一つ消えてくれたのは良かったです。

 

【(有って無いような)構築経緯】

①例によって何も思いつかなかったため、配信者が使っていたパーティを眺めたりして取り入れる所からスタート

②仲間大会でトリル+型破り神秘の雫イダイトウを試したりしたが、HBサフゴやラウドボーンでテラスされると止まりそう→見せ合い時点で出す気が失せたため断念

③扱いやすそうなポケモンとして珠ドラパルト、ハバタクカミを採用

④入れ得ポケモンだと感じたミミッキュゾロアークを採用

⑤ソウブレイズが相手に使われて強かったため採用

⑥能力UPを無視できる特性が強いと思ったのでラウドボーンを採用

サーフゴーは相手に使われると強いが自分では使いこなせないと思ったため不採用としました。

 

【個体詳細】

A:万物を押し切る火力が欲しかったため特化

S:最速110族抜き

C:余り

こだわりは相手に起点にされる展開のケアが難しいと思ったため、打ち分けできる珠で採用。

フェアリーを半減するための鋼テラス、特性は壁展開に後手に回りたくなかったのですり抜けで採用したが、じゃれムンフォこごかぜの追加効果や、甘えるや置き土産を拒否できるクリアボディも全然アリだと思う。

練習時点では4枠目を呪いで使っていたが、珠ドラゴンアローを見せるとサフゴやラウドボーンがテラスも切らず行動してくる(何なら普通に後出しされる)事に気付いたため、それらを全員シバくために本番直前にC振りシャドボに変更。

上記変更が本当に大正解で、数多のサフゴにシャドボで大幅に削りを入れられる事で簡単に勝てた試合が多かった(H244B252D4サフゴを半減ドラアロ⇒抜群シャドボで86.7%で落とせるため、後出しをほぼ許さない)

このポケモンのおかげで勝てた。圧倒的MVP。

 

H:ドレキの回復効率意識で低め

HB:特化ミミッキュのシャドクロを最高乱数以外耐え

C:H4ミミッキュを皮ダメと+1ムンフォで87.5%で落とす

S:最速110族抜き

調整は確かせつないさんのほぼパクり。

影打ちに耐性を付けるためのノーマルテラス。

ドレキはあまり打たなかったため、他の技にしても良かったかもしれない。

単純に早くて使いやすいのと、瞑想採用によりサフゴに弱くないのが良かったです。

交換会で頂いた色違いを使用。最後に潜った試合、急所被弾で負け濃厚だった所で里親の加護が働き、悪波怯みでまくってくれました。アツすぎるポケモン本当に感謝。

 

H:8n-1で皮ダメ最小

S:準速ソウブレイズ抜き

A特化は譲りたくなかった中で、仲間大会では陽気ミミッキュもそこそこ多いとの事だったので同速を諦めたくなり、少し耐久に振ってしまった。

これだと大して硬くもなってないのに陽気イダイトウに上から動かれるのが損すぎるので、余計な事せず普通にASで良かったと思う。

カシブのみは、(当たり前だが)皮で耐える→木の実で耐えるといったように行動回数を増やす事に直結するので良い持ち物でした。

レッドカードは相手に使われると強く感じるが、自分が使うとギャンブルの域を出ないと感じたため不採用。

呪いがあると、特に数的有利が取れてる時に安心感があります。

本構築において数少ない、テラスに依存せず動けるポケモンだったため選出率高め(ドラパ髪ミミの選出が多め)でした。

 

S:最速ミミッキュ抜き

ここでも無駄に同速アレルギー発症。普通にS振り切りで良かったかもと終わってから思いました。

一応、ミミッキュと同様テラスに依存しないポケモンであったため、低めのレート帯でたま~に投げてました。

ゾロアークは裏から投げるものという上位勢の考察を大会後に見ましたが、自分には全くその考え方が無いまま大会を終えました🥲

 

HB:特化ドラパルトの珠ドラゴンアローを最高乱数以外耐え

HD:臆病ハバカミのシャドボを最高乱数以外耐え

雰囲気採用すぎたため要検討枠。ここをサフゴでも良かったかもと今になって思います。この型を使うならどこかに電磁波を仕込んでおいて上からビルドを積むくらいの工夫はすべきだったと思います。

電磁波や毒を1ターン透かす意識でラムを採用したので、見せ合いで状態異常撒きの雰囲気を感じた時にたまに出してました。

 

H:総合耐久意識で振り切り

C:H4ミミッキュを皮ダメと+2フレソンで確定

D:余り

積みの雰囲気を感じたら裏置きで選出してました。

持ち物について、天然はチョッキの数値上昇は無視できないので、ラウドボーンに対し怠けるのタイミングで後出し⇒怠けるで粘られても攻撃してればそのうち勝てる…?の考えでチョッキで採用しました。

試運転ゼロ採用だったため思考に粗がありすぎて、普通にあくびあるだけで負けれるので対策として有効とは言えなかったけど、テラスがあれば数値を活かして単純な殴り合いには強かったです。

技上3つで範囲は足りてそうだったので、互いにノーマルテラスを切った時に最大打点となるハイボを採用してました。

 

【語り】

上位の構築を見たりするとどうしても自分の浅さや反省が目立ってしまいますが、それでも、今回そこまで練習も数をこなせなかった事や、元々の実力を考えたら48位は頑張れた、十分納得のいく結果でした。

90位くらいでチキンレースせずに、少しでも上を目指して潜れただけでも自分の中では成長です。偉い頑張った。

Xやマストドンで応援の言葉をくれた方、また見守ってくれた方ともにありがとうございました!本当に嬉しかったし力になりました🥹

これからもよろしくお願いいたします。

かげもの (@Battle_Factory) / X

【SVシングルS10】ぱとーらで、ルミコリしようと思ってる【最終460位/R1952】

アローラ( •̀ᴗ•́ )/

そんな高順位でもないのと、環境も変わるため需要は無さそうですが、一応自己最高レートだったため構築の記録を残します。

 

【構築概要】

細かい動きは記載を省こうと思いますが、理想の動きとしては以下です。

(あくまで机上論的な話で、実際ここまで上手く行く事は多くありません)

①初手クエスでテラスタルを切りながら一体持っていき、相手の2体目にも上からルミコリを入れてから倒れる

②Dの下がった相手の2体目を、ハバカミで上から倒す

③相手のラス一に対し、こちらのハバカミと@1で詰める

 

以下、無理やりコンセプト

①パオランドオーガの顔で圧をかけながら対面で殴り勝つ

②全試合勝ちを目指すのではなくある程度割り切り、勝てそうな展開にて確実に勝つ(そのまま押し切る)事を目指す

 

【構築経緯】

S9の段階から、仕事後の疲れきった脳みそでサイクル構築をミスなく扱うのは難しく、また対戦数もさらに少なくなり、せいぜい行けても最終4桁であると判断。

S9は、対面寄りである以下の構築が扱いやすそうだったので並びを丸パクリし、1044位でした。

yakkun.com

DLCリリースに伴い環境が変わったが、軸のクエスカミがオーガポンに一方的に弱い訳ではなく、ある程度継続して通用しそうであったため、軸は続投。(というか、一から構築を考え直すとか無理難題すぎる)

ヒスイヌメルゴンの枠を、一応同じく宿り木を無効にでき、崩し枠になれそうかつ、顔である程度相手の選出を抑制できそうという理由からかまポンに変更。

それ以外の5体は並びは据え置き、型だけアレンジ(改悪)したうえで完成としました。

 

【個体詳細】

体感選出率の高かった順(クエス=カミ>イダイトウ>ランド>>パオ>>オーガ)に記載します。

HB:オボン込みで非テラス水ラオスの水流→アクジェや、パオのつらら→礫を耐える程度

C:ルミコリがD4水ラオスに100.5%~

D:無振りだと何も耐えないため申し訳程度に少し振り

S:一加速でカミパオツツミ抜き

 

ディンルーが居る場合は出す出さないの見極めが必要で面倒くさい(出せない寄り)ですが、ディンルー不在で刺さりが悪くなければ基本初手投げ。

原案はフェアリーテラスでしたが、イーユイやヒードランジバコイルドドゲザン辺りを叩けた方がいいと思ったので格闘テラスに変更。

サーフゴー用に原案通りにシャドボを入れてましたが、他の5体で十分圧をかけられているためかそもそもあまり出てこなかったため、カイリューに打つ用のマジシャに変更しました。(H244D4カイリューに対しルミコリ→マジシャで瀕死率76%)

相手がどう処理しようとしてくるかを考えたうえで、魂込めた技選択をする事で最大限の性能が発揮できますが、難しくてなかなか出来ませんでした;;

 

HD:臆病ハバカミのシャドボを確定耐え

S:最速オーガポン+1

 

原案の瞑想身代わりから、物理に対しても幅広く戦うため甘える痛み分けに変更。(代償でキョジオーンは相手できなくなりました)

Sが最低限なためミラーで上を取られてしまうのは弱いが、火力が出せないのは個人的に嫌いであり、実際に等倍テラスカイリューをルミコリ→ムンフォで縛る確率を上げるという重要な役割もあったため、火力重視とした。

鋼を半減かつ地面抜群にならないのが強いと思ったためテラスは水。

 

明らかステロを撒かれそうな時は出し渋るが、そうでない時は選出率高め。

4枠目の技はがむしゃらや高速移動にしていたが、不意読み高速移動は結局択だと思ったので、万が一テラスが残っていた際に、パオ悪ラオストドツキから飛んでくる悪技や、タスキ貫通しようと飛んでくるスケショに対し耐性を付けるために、最終日にフェアリーテラス(テラバースト)に変更。

実際に1回だけだがテラスを切って悪ラオスを倒した。

 

技構成、努力値振りともにほぼ原案通り。

エスカミイダイトウはミミッキュに弱めなため、このポケモンで少しでも圧をかけたい狙いがありました。

また、クエスがブエナカミに弱めな分、ランドが選出できていると最悪後出しも出来る寄りなのがよき!

非テラスキョジオーンに対面から特化地震を鉄壁の起点にされ、その後地割れも4回ほど外して負けた時は涙止まらんかった。

 

H:珠ダメ最少かつ16n-1

A:神のガチ特化

HB:カイリューの鉢巻ノマテラ神速を確定で一発耐え

S:最速オーガポン+1

 

ディンルー、ゴリランダーがクエスの障害となるため、少しでもそれらに顔で圧をかけてもらう。

原案にて受け破壊用として採用されていたゴツメ飛行テラスは、ドヒドラッキーヘイラッシャには有利だが対クレベースは怪しいと思ったので、受け破壊の役割を持ちながら、選出できない置物にならないように先制技も持たせ、この形になりました。

対ディンルーラッシャに関しては経験上ほぼ確実にディンルーが選出されると踏み、クエスではなくパオをテラス枠として選出していた。

このポケモンを使い慣れておらず技選択がおぼつかなかったのと、スカーフイーユイにカモられてしまうのが難しかった。

 

雰囲気崩しが出来そうな技構成にはしたものの、強い使い方が全然わからず、どうしても他が出しづらい時だけ消去法的に選出していた。

ただ、クエスの障害となるディンルーハッサムミミッキュゴリラに対して居るだけで圧をかけれると思ったので、他のポケモンに変える事はなかった。

万が一出した時にミラー勝負できないのは弱そうだったので最速採用。

 

【語り】

月半ばまで対戦数こなせてなかったですが、最終日土曜なのを利用して時間が取れ、運負けも運勝ちもたくさんしましたが、結果レート100以上盛る事ができ良かったです。

S10は、苦しみつつもずっと頑張ってきた方や、剣盾から繋がりのある方がベストの成績を出したりしていてアツかったです。本当に。

ただもちろん、頑張っていたけど納得いく結果は出なかった方もたくさん見ており、そういった人もいつか絶対に報われてほしいと強く思っています。応援しています。

ここまで見てくださった方、ありがとうございました。

【一発芸】スカーフ変幻フルアタゲコ【SVS8最終4桁】

【採用の流れ】

レギュDが始まり、初手のパオジアンやウーラオスにそこそこやれそう?といった所でゲッコウガが降ってきました。

とはいえ、パオに上から怯まされたり、スカーフのラオスやランド、ボルト辺りに上からとんボルチェンでタスキはがされた挙句逃げられるのも面白くなさそうだったので、逆にそいつら上からワンパン出来たら面白そうという理由だけでスカーフ変幻で採用する事にしました。

(数か月前の7世代の大会↓でもスカーフ変幻ゲコ×カバ×@1を使ってみて楽しかったので、SVでも出来るようになった!と一人で浮足立ってました)

 

【並びとゲコの型】

 

▼パオや水ラオスがタスキだった際になるべく生存できるようB振り(また不意打ちつぶて、アクジェ、かげうちが半減であるのを活かし、さらにそれらに強く縛られにくく)

・(上からけたぐり想定)陽気パオの等倍聖剣⇒等倍つぶて確定耐え

⇒結局2ターン目でゴテラor引かれる事がチラつくため2ターン目はカバ引きしていたが、ゴテラされたらされたでつらら選択されてカバが大きく削られたり、またそもそも格闘技の一点読みかいきなりゴテラつららされる事もあり、あまり安定しなくて良くなかったと感じた。

・(ゲコ草想定)A特化水ラオスの等倍インファ87.5%で耐え

⇒草結びをタスキで耐えられた場合はアクジェにカバやカイリューを合わせて倒す想定(この動きも強いかと言われたら微妙そうだが、そもそもあまりタスキに当たらず、ワンパン出来る事が多かった)

・(ゲコ格闘想定)A特化セグレイブの等倍不一致地震⇒等倍つぶて確定耐え

・特化ガッサのマッパ、特化ノマテラカイリューの+1神速いずれも75%で耐え(目安の意味が大きいため確率甘め、最悪ゴテラ切る想定)

 

▼(高くならないけど今回は)Cをなるべく高く

・無振りボルトロスや無振りドラパが冷ビで確一とれる程度

 

▼性格むじゃきの最低限のS振り

・準速トドロクツキ抜き

 

▼緊急時に神速や格闘技を透かすゴテラ

 

▼便利なとんぼと、冒頭の仮想敵+@(以下50位以内)に打点を持てる技構成

カイリュー⇒とんぼから裏引きor冷ビ(ノマテラ鋼テラ⇒けたぐり、水テラ⇒草結び)

・パオジアン⇒けたぐり(パオがゴテラ⇒最悪草結びで無振りパオに65.8~78.0%)

・水ラオス⇒草結び

・ディンルー⇒草結び

ランドロス⇒冷ビ

・ガチグマ⇒草結び(水テラにも一貫)

・サンダー⇒冷ビ(水テラ⇒草結び)

ボルトロス⇒冷ビ

・ヘイラッシャ⇒草結び

・悪ラオス⇒とんぼ等で削り入れてからけたぐりor草結び

・ガブ⇒テラスか引きケアでとんぼor冷ビ

・塩⇒(舐められてテラス切られなければ)草結び

・セグレイブ⇒けたぐり

・チオンジェン⇒とんぼ

・イダイトウ⇒草結び

カバルドン⇒草結び

・ゴリランダー⇒冷ビ

 

【取り巻き】

①ゲコで一体持ってった後、起点にしに出て来るカイリューやブエナカミにある程度後出しが利くカバルドンを採用

HD:C177ハバカミの+1水テラバーストを最高乱数以外耐え

Cぶっぱされてると37.5%で倒されてしまうが、Cぶっぱかつテラバ採用個体はそこまで多くないと思ったため、Dは11nに留めてBに回した。

ブエナカミに自信をもって投げれる点は本当に良かった。

 

②緊急時以外はあまりゲコカバにはテラスを切らないため、テラスを活かせる強いポケモンとしてカイリューを、カバとも相性が良さそうな残飯竜舞型で採用。

 

③好きなポケモンだから使いたい&早くて汎用性がある&申し訳程度の塩対策として、瞑想身代わりハバカミを採用。脳死で入れた感があってあまり良くなかったかもしれない。

身代わりがA4振り塩漬けを最高乱数以外耐えるが、火力重視で振りすぎたせいでHP4n+1に出来ていなくてちょっと汚い。

 

④ここまでで瞬間火力を出せるポケモンが不足していると感じたため、カイリューと自然な並びを組め、かつ生半可な受けを崩せそうな眼鏡サーフゴーを採用。

すごいパワーだった(小並感)

準速カイリュー抜きで、最速以外のカイリューに上から殴ったりトリックを入れれるのが良い。

カバが居るせいか相手のサーフゴーもそこそこ誘うため、ミラー意識でSぶっぱで良かった気がします。

 

⑤ゲコがB振りのおかげもあり物理にはある程度強いが、採用した技の都合もあって、環境の特殊ポケモンに全体的に弱い(ハバカミ、サーフゴー、ツツミ、ヌメルゴン、イーユイ、ロトム等)ため、特殊受けの顔ができ物理相手にも弱すぎないポケモンとしてチョッキケツデカイナを採用。技範囲とボルチェンのおかげで崩しにも参加しやすい点が気に入りました。

S下降補正かつ個体値10~13、ラッシャや塩に下からボルチェン展開が可能

 

【結果】

せっかく初手ゲコでアドを取ってもその後のカバの使い方が下手すぎてまくられたり、初手パオは想定してても裏から来られたら普通にキツかったり、そもそも対戦数を稼げてなかったり、順当な順位だったと感じます。

技が無限なのがゲコの魅力なので色々と考えてみるのは楽しいポケモンだと思います。

 

おわり

【タイプ一致テラスのみ】もめん杯振り返り

【まえがき】

配信者のもめんさんが主催する仲間大会、もめん杯に参加しました。

もめんさんのチャンネル↓

www.youtube.com

①タイプ一致テラスのみ使用可とする事で、育成の負荷を軽減し気軽に対戦を楽しもう!

パラドックスカイリューサフゴ等一部のポケモンを使用不可とする事で、現環境ランクマッチでは使いづらくなってしまったポケモンも活躍させよう!

上記2点をコンセプトに据えた大会です。

あまり上には行けませんでしたが、コンセプトがわかりやすいかつ素晴らしいのと、しっかりと実力が出るいいルールだと思ったので、振り返りを記載したいと思いました。

(※自己満かつ考えも浅いので、見ていて面白くなるような内容は何も書いていません。)

 

【考察】

使用不可/使用可能ポケモンの一覧は以下。

 

使用可能ポケモンのうち、活躍が見込まれるポケモンを要素ごとに分類。

画像は2つとももめんさんが作成したもの。一目でわかりやすいしめちゃくちゃありがたい;;(「やばい」すこ)

これらとにらめっこしながら、足りない脳みそを絞って、何が強そうか(何を対策しないといけないか)を以下自分なりに洗い出しました。

 

①元から一致テラスつよい系

→イルカマン(ペリ、アマガ、ハッサム?辺りの取り巻きまでイメージ)、ドラパルト、ミミッキュ、ドドゲザン、マスカーニャ等々

 

②①とほぼ同じだが、必要に応じトリル等のサポートを受けながら、通りのいい超火力で暴れる系

→ガチグマ、イダイトウ等(トリル役はミミッキュやブリムオン?)

 

③サーフゴー不在による催眠系

→ガッサ、バレル、ビビヨン、オオニューラ

→ヒスイヌメルゴン、バレル、コノヨザル等、胞子の一貫を切れるポケモンが一体は欲しい、と思いました。

 

④天然不在による、ロンゲ等による壁+積み展開

→壁+ビルドコノヨとか強そうだし対策したい。

 

⑤水ラオス不在によるバサギリ展開

 

これらを目安に構築を考えたいと思いました。

1.まず、自身が①に該当し、かつ初手の③のガッサやオオニューラ、⑤のバサギリを高確率でワンパンできる、またすり抜けにより④の壁にも耐性があるポケモンとして、A特化ハチマキドラパルトが浮かんだ。

2.初手のポケモンをドラゴンアローで突破した後、剣舞しに出てきたミミッキュに対し、ある程度確実に後出しから切り返せる、また単純にドラパが苦手とするフェアリータイプに強く、サフゴ不在というのも追い風なHBモロバレルが強いと思ったためセットで採用。まずこの2体はしっかりとした軸として浮かびました。

3.竜の一貫を切り、(いなかったけど)立てこもるヌメルゴンとか面倒くさそうな人達に呪いで削りを入れられ、①でも挙げた入れ得ポケモンミミッキュを採用。

4.地面の一貫があると相手のガブリアスが最強になってしまうと思ったので、浮いてる枠×貴重な特殊枠×上から挑発される前にコノヨザルの動きを妨害できるポケモンとして、スカーフ水ロトムを採用。レギュC1か月目でスカーフミトム×珠ミミッキュを使っていた事もあり、ここまでは割とすんなりと決まった。

5.初手でドラパミラーしてしまうとどうしようもなさすぎるため、ドラパを見た時に初手に投げられるポケモンが欲しいと考えた。今思えばドラパに強い筆頭としてドドゲザンが居たが、事前考察当時はミミッキュやガブに強めなのがいいなと思い、タスキパルシェンを採用した。

6.6枠目が全く浮かばず。

最終的に、内心違うなあと思いつつ、物理環境のため威嚇が腐らない×ミミッキュやドラパと合わせガチグマの一致技の一貫を切る×ミミッキュの上をとれる×アマガ等の受け寄りを技範囲でしっかり殴れる、といった点を評価し特殊ボーマンダを採用し、構築を完成としました。

 

【個体詳細】

最速ゲッコウガの上を取るためにASガチ特化。

ペラいタスキポケモンを無償で突破できるのが偉い。ミラーはうんち!w

 

HB:ステロ+特化珠ミミッキュの+2霊テラスシャドクロを確定耐え

C:余り。ダメージレース意識

サーフゴーやキョジオーンが居ないので(居たけど)、脱出リフスト以外の型を使えるのが良い。

ドラパに打つ&天然不在により積んでくる相手が多そうだったので、光合成を切ってイカサマを採用した。

 

カイリューミミッキュはA特化しか使えない体になりつつある。

呪いは数的有利を取れた後に強い&ドラパの不意打ちとの相性も良い。

 

HB:特化珠ミミッキュのじゃれ+影を82.8%で耐え

S:最速ゲッコウガ抜き

良いポケモンだと思うが調整が浅すぎて朝マックだった。ドラパの上から動けないのがアホすぎたし135(76)-×-127-155(236)-127-144(+196)とかの方が絶対よかった。こうすればスカーフイダイトウまで抜けるため負け試合も拾えていたし浅すぎて本当に萎え。

 

あまり使い慣れておらずなかなかからやぶを押せなかったが、天敵であるHBサーフゴー、ヘイラッシャ、ラウドボーンが居ないため刺さり自体はそんなに悪くなかったと感じた。

 

S:準速ミミッキュ抜き

地震はドオージバコガラルヤドキン辺りに打つと思って採用。

無難にテラスを強く使える勢である事は良かった。

弱くはないアイテムとしてオボンを持たせたが、ゴツメであれば拾えていた試合もあった…ただそこまで耐久があるわけでもないので持ち物の正解は最後までわからなかった。

 

【さいごに】

・構築時点で上を行かれてて負けるのは仕方ないが、本来勝ててそうな試合をゴミみたいなプレミで何試合も落とすのが本当に悲しい。大体しかもこういった大会やランクマ最終日とかの大事な場面で頻繁にやらかしており後悔してもしきれない。頭に焼き付いてしまったミスの内容を忘れられるのにまたかなり時間を要すると思う。

・個人的にはどちらかと言うと、「これしか使えません!」みたいな尖りまくった特殊ルールより、今回のようなある程度プールのある硬派な特殊ルールが凄い好き(剣盾のジムチャレンジやチャンピオンリーグ等)なので、もしこういったルールで上位に入れたら凄く嬉しいだろうなと思います。

・主催のもめんさん及びもめん杯に一緒に参加した方々、お疲れさまでした&ありがとうございました!構築の組み方は多少稚拙な部分があってもいいから、プレイングは地に足ついたものを出来るようになりたいです。

 

おわり

【剣盾シングルS35】サイクル偽装壁ダイナザシアン【最終296位&323位】

こんにちは。かげものです。

S35および剣盾ランクマお疲れ様でした!

大したレートでもないですが(レート1859)、自己ベストを更新でき、最後でもあるので記録を残します!

 

【構築概要】

ダイナイベルネクロで若干受けの雰囲気を出すことで、積みの天敵であるメタモンマーシャドーを少しでも抑制できてたらいいな、、、という願望がありました。

 

【構築経緯】

①引き続き禁伝環境という事で、S33で少し触った「壁×ザシアン」を使いたいと考えた。

②壁役には個人的には光の粘土を持たせたいと考え、タスキを持たせずとも基本ワンパンされないムゲンダイナを採用した。

ダイマ枠その1として、ヌオーや丸くなるポリ2といったポケモンが減った今、通りが良さそうかつ少し意表もつけそうなASジガルデを採用。

【S34ーR2012-最終31位】天地開闢バドジガルデ【ポケモン剣盾】 - BBB線上のアリア

(壁×ASジガルデのアイディアは上記も参考にしました)

ダイマ枠その2として、黒バド、ルギア、ルナアーラにある程度強く、99というSラインが偉いイベルタルを採用。

ダイマ枠その3として、ゼルネアス、キュレム、白バド、ザシアンに強めで、かつサイクルっぽくも見える枠として日食ネクロズマを採用。

カバルドンへの圧力兼、早いザシアンや黒バドのケアとしてスカーフカイオーガを採用。

 

【個体解説】

ザシアン@くちたけん

性格:いじっぱり

調整:199(252)-211(+12)-136(4)-×-153(140)-181(100)

HAB:コピーザシアンの巨獣を75%で耐え、返しの巨獣石化で落とす確率まで含め対メタモン勝率約6割

  HD:C202カイオーガの潮吹きを最高乱数切り耐え、C197ムゲンダイナの放射を89.1%で2耐え

     S:意地ザシアン意識

技:巨獣斬/じゃれつく/でんこうせっか/つるぎのまい

ジガルデやカイオーガとの補完が神。

明確な役割としては、壁を盾に剣舞を積む、ダイナミラー上取られた際の引き先、対ドラゴンのストッパー等々。

後述のジガルデがパーフェクトフォルムになるとSが落ち、1舞後でもスカーフオーガに抜かれてしまうため、壁が切れてもオーガのストッパーになれるようHD調整。ザシアンミラーでも勝つ確率を上げようと思いSも欲張った。

ダイナがゼクロム、ジガルデに打点を持たないためじゃれつくは外せなかった。

 

 

ムゲンダイナ@ひかりのねんど

性格:おくびょう

調整:237(172)-×-118(20)-184(148)-119(28)-184(+140)

   HB:A192ザシアンの巨獣→壁下巨獣を90%で耐え

     C:なるべく高く、HAザシアン(197-136)に対し放射が71.8%の乱数2発、HD特化ザシアンは確定3発

  HD:C特化珠ディアルガの150ダイドラグーンを81.3%で耐え

     S:A特化ザシアン意識

技:どくどく/かえんほうしゃ/リフレクター/ひかりのかべ

壁張り役。ほとんどの試合で初手に出した。

壁ダイナはほぼCSぶっぱかHSぶっぱであったと思うが、S185~200は仮想敵が少ないと判断し、意地ザシアンをおよそ抜けるラインまでSを落とした。これより早いザシアンは全てHSとし、どんな相手に対しても2回は動けるよう耐久、火力に振り分けた。(ただ、1位の構築を筆頭にこれより早い意地ザシアンも存在していたようなので結果的には甘かった) 

またテンプレではダイマ砲が採用されているが、両壁を見てから回復技で壁を枯らしに出て来るホウオウ、ルギア、ルナアーラ、ラッキー等に対し引くしか選択肢が無いと、裏にも状態異常を撒かれ一方的に不利になると思ったので、少しでも負荷を与えられるどくどくを採用した。

初手でイベルと対面した時に安定しないのが難点だが、経験則的に初手ダイマしてくるイベルタルは物理が多かったので最後のほうはほぼリフレクターを選択していた。(相手の順位が低ければ特殊も考える)

 

ジガルデ@達人の帯

性格:ようき

調整:183-152(252)-141-×-116(4)-161(+252)

     A:ダイアースで199-136ザシアンが87.5%、207-140ディアルガが62.5%の乱数一発

技:地震/逆鱗/ストーンエッジ/りゅうのまい

興味本位で初めてこのポケモンを使ったが、ホウオウが多かった事もあり最終的にはイベルネクロより選出率は高かった。

イベルはイベルで強く動かしたいのと、せっかくの耐久を削るのもというのもあり、珠はイベルに譲った。

無振りでも壁×ダイアースが積めると化け物レベルで硬くなる。

飛行には岩技を打つと思い、威力重視でサウザンアローを地震に変えたが、ザシアンからランドロスに引かれて負けた事もあったので一長一短だと感じた。

エッジは当てればホウオウに吹き飛ばされる前に迅速に処理できるのが偉い。

弱いのは素のAが低すぎてイベルへのダイロックのダメージ等が足りていない点と、パーフェクトになるとSが落ちるのも地味にきつい時がある。

この型であっても脳死で使って強いわけではなく、Sが落ちる事も頭に入れて毎ターン技選択を吟味しなければあっけなくミスとなり負けうると感じた。

 

イベルタル@いのちのたま

性格:おくびょう

調整:201-×-116(4)-183(252)-118-166(+252)

技:あくのはどう/デスウイング/ねっぷう/みがわり

対黒バドはもちろんだが、このままだと珠ランドにも先に展開されると壊滅しかねないため最速の特殊型で採用した。

身代わり(ダイウォール)は相手のダイマ枯らしで重宝した。

正直、オーガザシアンを見ただけで選出を渋る事が多かったが、出せた時は上手く場に着地させる事さえ出来れば存分に強さを見せてくれた。

 

日食ネクロズマ@ラムのみ

性格:いじっぱり

調整:175(20)-228(+244)-148(4)-×-130(4)-127(236)

     S:遅いイベルタルは抜けてる程度

技:メテオドライブ/サイコファング/地震/りゅうのまい

対ザシアンで出したい枠ではあるものの黒バドが見えるとびびって出せない事がほとんどでした。

麻痺、火傷、眠りを拒否できる持ち物としてラムはそこそこ優秀だったと思います。

オーガ、ヌオー、ラグ辺りを吹き飛ばす用にダイサイコを採用し、またダイアースは相性補完の他にゼルネアス対面でも活きていた。

構想段階ではヌオーバンギオーガ受けみたいな並びを崩せうる?というのも採用理由でしたが、当たる事がなかったです。

 

カイオーガこだわりスカーフ

性格:おくびょう

調整:175-×-111(4)-202(252)-160-156(+252)

技:しおふき/かみなり/れいとうビーム/ねっとう

実はまともに使った事がなく最初は全然信用出来てなかった。初手投げするとHDザシアンやディアルガにカモられやすいので、裏から投げると強いという事に気付いてからは選出に組み込めるようになった。

 

【選出】

ダイナ、ダイマ枠(ジガorイベルorネクロ)から一体、非ダイマ枠(オーガorザシアン)から一体の選出を基本とした。

また以下の選出の目安もありました。

対ホウオウ→ジガルデ選出

対黒バド→なるべくイベルかオーガは選出

ゼクロム→ジガルデザシアン選出

 

【厳しい相手】

サイコファングザシアン(かわらわりグラードン)

→数的には少ないものの0という事は無い、当たったらどうしようもなく死ぬしかない。

コスパダイナ×メタモン

コスパダイナの突破を積みに頼るのでメタモンが居るとコピられて終わり。突破しようと積み→何発か攻撃などやっているうちに壁も枯れがちなのでかなり厳しい。

・タスキ竜舞ジガルデ

→確実に麻痺を入れられるのが普通に嫌なのと、単純に竜舞→攻撃されるだけでも崩壊しかねないので強いと思う。

 

【最後に】

最後の最後に自己ベストを出せて嬉しいです。

過去の最終3桁×3はいずれも並び自体は人様からパクったものだったので、今回は自分の並びである程度勝てたというのも意味がありました。

チャンピオンリーグや今回の幻ルールのように、プールの狭いルールなら少しは自分で構築組めるようになったのかもしれません。

もう剣盾ランクマは無いと思うと寂しいですが、SVではまずレート1900目指してやっていこうと思います。

基本的に一人でポケモンをやっているので、絡んでもらえると嬉しいです!↓

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ここまで見ていただきありがとうございました。

【チャンピオンリーグ】お札ドラパと×1.1ウサギ【R1752/35位】

初めましての方は初めまして。かげものです。公式大会チャンピオンリーグお疲れ様でした!

そこそこの構築でそこそこの結果は出せて嬉しいので記録として残します!

 

【構築概要】

ステロムドー+自過剰ギャラが中心の対面構築かと思います!

 

【構築経緯】

Twitterの情報にすがろうとしていた所「自過剰ギャラが止まらなさそう」という考察を目にし、環境上位へのステロの刺さりも良いため「ステロ撒き+自過剰ギャラ」で考える事にした。(別でスカーフポケモン×サイクルも考えたが結局まとまらず、プレイングに自信も無いため断念した。)

②初手に投げれるステロ要員を考える。最初はプテラアマルルガボスゴドラなど試していたが、ステロ撒きミラーでテンポを取られるケースが嫌に感じたので、相手のステロ撒き(プテラエアームド、バンギ、ボスゴドラ、ガブ等)に弱くない&タスキを持たせずに済むエアームドを採用した。(ガブリアスは使用率トップのドラパルトのケアがきつそうだったため採用に至らなかった)

③環境トップでありムドーが誘うエースバーンを止めつつ、噛み合い次第で起点にまで出来る枠として、HB厚底カイリューを採用。

④相手の自過剰エース(マンダ、ギャラ)に抗え、技の通りも良いhBCラプラスを採用。

ギャラドスを確実に止めてくるメタグロスに強い枠としてエースバーンを採用。

⑥依然としてグロスの弱保orチョッキ両対応が難しく、またカイリューミロカロス等の高耐久ポケモンも厳しそうに感じたので、それらを最低限ごまかせる枠として鬼たたドラパルトを採用した。

 

【個体解説】

ギャラドス@いのちのたま

特性:じしんかじょう

性格:ようき

調整:171(4)-177(252)-99-×-120-146(+252)

         キッスを確実に抜き、+1でドラパが抜けるように最速

技:たきのぼり/とびはねる/パワーウィップ/りゅうのまい

メタグロスには確実に止められ、常に出せる訳でもなかったが、無対策な構築を蹂躙できるのが強かったため最後まで共にした。

高耐久水(ラプラスミロカロストリトドンカメックス等)への打点としてパワーウィップを採用。

HBカイリューで止まらないようエッジや氷の牙も欲しかったが、受けや害悪に対し後述のムドーの挑発と併せ竜舞に繋げる動きが強かったので、ウォール枠としても重宝する竜舞を採用した。

貯水枠×ガルドなどの鋼で上手く回されるとダイマを枯らされて面倒なので、一貫する打点として地震を採用できていればもう少し選出できたかもしれない。

 

エアームド@イバンのみ

特性:がんじょう

性格:ようき

調整:140-132(252)-161(4)-×-90-134(+252)

技:がんせきふうじ/ボディプレス/ステルスロック/ちょうはつ

主に初手に投げる起点作りです。ステロ撒きミラーにおいても大方不利をとらないのが偉く、選出率は高かったです。

あくまで顔としては鋼タイプなせいか、主に下位にて悠長な動きをしてくるエスバ、リザ、ガモス等にがんぷうで大きく削りを入れられるのも強かったです。

むろん羽休めやブレバも欲しかったですが、ボディプレスがラプラス、バンギ、ボスゴドラへの削りとして重宝したので変えれませんでした。

初手のエスバに対して動きが安定しなかったのは難点でした。(かえんボール読みでがんぷうを押したらカキュウで飛ばされ、カキュウ読みでカイリューやドラパに引いたらかえんボールを打たれる

 

カイリュー厚底ブーツ

特性:マルチスケイル

性格:わんぱく

調整:198(252)-154-155(+204)-×-120-107(52)

   エスバの+1珠ジェットを最高乱数引かない限りマルスケで回復が間に合う

   S+2で最速ドラパルト抜き

技:ダブルウイング/じしん/りゅうのまい/はねやすめ

エレキボールだのの有無に関わらずエスバを止めれうるという点で唯一無二であり、弱い訳が無いと思って採用しました。

鋼への打点として地震、また自身がエースにもなれるよう竜舞を採用。

ギルガルドや、構築単位で重い電気タイプにも抗える枠として頼りになりました。

 

ラプラスじゃくてんほけん

特性:シェルアーマー

性格:れいせい

調整:215(76)-105-130(236)-143(+196)-115-72

         陽気ギャラドスの+1珠ダイソウゲンをステロ込みで87.5%で耐え

           ダイサンダーがH4ダイマギャラドスに対し73.5%~(ステロ、珠ダメと併せて確定)

技:れいとうビーム/泡沫のアリア/かみなり/こおりのつぶて

ギャラドスやマンダが見えたら選出したい枠。

持ち物は粘土やチョッキと迷ったが、自身が殴る性能を活かしたかったので弱保で採用。

特性は強運キッス、スナイパーインテレオンを否定するべくシェルアーマーで採用。

氷技について最初は何となくフリドラ/零度で使っていたが、そもそも氷水電気の範囲で普通に殴るだけで強いため、零度に頼らないといけない場面はほぼ存在しないと感じた。センリツ威力130用なら冷ビの方がよっぽど素で打ちたい場面が多かったため、零度→冷ビに変更。

フリドラも冷ビに威力で劣り、ギャラドスには飛び跳ねてる最中に雷を当てたりも出来るので、ドラパキッスカイリューマンダサザン等にあると助かり、対面性能を引き上げられるつぶてに変更しました。

もちろん水への安定打点としてはフリドラは強いので、あくまでも選択枠であるというのが個人的な考えです。

性格は、下手にミラーで勝ったり負けたりするのは面倒なのでいっそ負けてる前提にし、つぶてのリーチを少しでも伸ばしたかったので冷静で採用しました。

チョッキグロスにはいいようにやられてしまいますが、殴り合いにおいて間違いなく強かったです。

 

エースバーン@ちからのハチマキ

特性:リベロ

性格:いじっぱり

調整:156(4)-184(+252)-95-×-95-171(252)

技:かえんボール/とびひざげり/とびはねる/ふいうち

重いメタグロスに圧をかける枠として採用。

持ち物について、ギャラに代わりダイマする枠として珠以外で何が強いか考えた結果、微量ではあるものの恒久的に火力を上げられるちからのハチマキを採用しました。

ダイドラグーンやギャラの威嚇によるAダウンを一回拒否できる白いハーブも候補でしたが、思いの外ちからのハチマキが悪くなかったため続投しました。

↓少しですがちからのハチマキ込みで変わるラインもありました。

・ふいうちが無振りドラパに103.0%~

・ダイジェットが無振りドラパに75%の乱数一発

・ステロ×-1ダイジェット×-1ダイアークで無振りDMドラパルトが確定

・ダイジェットが無振りエスバ、無振りリザードンに100%~

・カキュウがH4トゲキッスに87.5%の乱数一発

・かえんボールがH252ギルガルドに101.7%~

・かえんボールがH252メタグロスに87.5%の乱数一発(ステロ込みで確定)

メタグロスダイマで撃ち合う際は弱保ケアでナックル→カキュウと動いてました

 

ドラパルト@のろいのおふだ

特性:すりぬけ

性格:むじゃき

調整:163-141(4)-95-152(252)-85-213(+252)

技:ドラゴンアロー/たたりめ/でんじは/おにび

メタグロスミロカロス、その他トップメタに仕事ができるごまかし枠。

彼も持ち物に悩みましたが、たたりめの威力を上げる事で、火傷ダメ込みギリギリですがミロカロスへの見えない崩しと成りうる点に気づき、のろいのおふだで採用しました。

ある程度相手にダイマを切らせる圧力があるのと、ドラゴンアローを見せただけでは型の判別が出来ないのが強いと感じました。

 

【重いポケモン

・鋼(グロスorガルド)×エスバ受け(カイリューor威嚇ギャラ)

グロスにはダイマ枠としてエスバをぶつけたいが、カイリュー等が同居していると崩せない→押し切られてしまう。

ドラパで運ゲに成功したりいい感じに荒らせない限り厳しかったと思われます。

普通にメジャーなこの並びに対する改善案が浮かばなかったのが今回早々に撤退した理由の一つです。

・電気タイプ(サンダース)

電気の一貫が切れておらず、欠伸やらボルチェンで確実に仕事を許すのが厳しいです。練習会で当たった時はほぼ負けてましたが、本番では当たらずに助かりました。

レアコイルはムドーのボディプレで削ったりも出来るのでまだ少しマシでした。

 

 

スペシャルサンクス】

・連日練習会を開催してくださった有志の方々

・フレ戦&構築談義をしていただいたのりおさん

 

ここまで見ていただきありがとうございました!

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